エステに行く前に知っておくべきマナーです。
非常識なお客さんになってしまうと良いサービスは受けられませんので、事前にチェックしておきましょう。
時間を守ろう
予約の時間に遅れないことはもちろんですが、どうしても遅れそうな場合は、必ず連絡を入れましょう。
遅れることで、コース内容の一部または全部が受けられなくなる場合があります。
また、事前に準備しなければいけないことは、きちんと済ませておきましょう。
素敵なお客様になる
挨拶やきちんとした受け答えは、どんな場面でも大切。
マナーや身だしなみがきちんとしたお客様は、サロンからも大切にされます。
施術者の気合も結果を左右するそうですので、素敵なお客様を目指して損はありません。
また、必要のないものにははっきりと「NO」と伝えることも大切です。
自分が使った部屋やタオル、バスローブ、洗面台などは、簡単に片づけてから出るように心がけましょう。
女性としての品格が表れる場面でもあります。
説明をしっかり聞く
カウンセリングや、施術中にエステティシャンが話してくれることには、かなり重要な説明も含まれています。
小さなトラブルの原因の多くが、説明の聞き洩らしにあります。
施術内容や料金の説明、施術前後にやってはいけないことなど、不明な点も自分からきちんと質問しましょう。
エステ後の過ごし方
サロンで伝えられた注意点はありませんでしたか?
特に敏感肌の人や、アレルギーや揉み返しなどの経験がある人は、より意識して体調を見守った方がよいでしょう。
また、初めて受けるメニューの場合も、同様に意識して経過を見た方がよいでしょう。
禁忌事項は体調を悪化させてしまう場合もあるので、軽く考えずに守りましょう。
契約する前に
このコースで問題ないか?通えるのか?支払ができるのか?…契約を交わす前に確認しましょう。
長期間もしくは複数回通うことを前提としているコースの場合、契約の前に、「通えなくなったらどうするのか?」ということを考え、確認してみるとよいでしょう。
女性の場合、引越しや結婚、出産などで生活環境が変わる可能性がありますし、仕事が忙しくなったり、体調の変化や妊娠などでエステが受けられなくなる場合もあります。
途中で通えなくなる場合、コースの有効期限を延長してもらえるのか、系列店のフォローが受けられるのかなど、確認しておきましょう。
場合によっては、割高でも都度払い(1回ごとに支払い)のコースの方が安心かもしれません。
特にフォローがない場合でも、それをよく理解した上で、「回数を消化できない場合は切り捨て」と割り切って、割安のコースを受ければ問題ありません。
また、本契約前に、1度は体験してみて、本当に自分に合っているか確かめておくことも大切です。
通い始めてから「肌に合わない!」とわかっても悲しいですから。
契約書って?
契約とは、売り手と買い手の間に交わされる意思確認のこと。
たとえばお店で買い物をするときに
お客「これを買います」
店員「承りました」
と口頭でやり取りしているものも契約に含まれます。
ただし、期間が1ヶ月を超えて、料金が5万円を超える内容のものは必ず概要書と契約書の交付をしなければいけないことになっています。
例えば、口頭で説明があっても、その内容が書面になければ、無効ということになります。
契約書には、役務の内容(単価、回数、1回当たりの施術時間、総時間数)、支払うべき金銭の額、役務の提供期間(有効期限)、クーリング・オフに関する事項、中途解約・違約金等に関する事項、など大切なことが記載されています。
(特定商取引法で定められた契約書面に記すべき事項が抜けていたり契約書面の交付がなければ、法律違反となります)
契約書をチェック
細かい文字が並び、詳細まで読まずにサインをしてしまう人が多いようですが、書いてあることは大切なことです。
必ず以下のようなことが明記されているか確認しましょう。
・契約したサービスの1回当たりの価格、施術時間、回数、有効期限、合計金額
・サロンで購入する化粧品などが、サービスを受けるにあたって 必須の商品(関連商品)なのか、お勧めの商品(推奨商品)なのか(※解約と同時に関連商品は解約できますが、推奨商品は解約できない場合があります)
・クーリングオフ、中途解約についての規約、違約金についての記載
・口頭説明の内容が契約書にも記載されているか
契約書に書かれていることは全て重要なことですので、きちんと内容を理解しておきましょう。